男の子の健康を祝う日本古来の行事「端午の節句」。今年初節句というママは、何を用意したら良いのか分からないという人も多いのでは。特に五月人形と違い、鯉のぼりは設置が大変。近年ではベランダに取り付けるお家も増えてきています。ここでは、鯉のぼりをベランダに設置する際の注意点などをまとめてみました。
そもそも鯉のぼりって?
鯉のぼりは、江戸時代にお侍さんのお家で始まった日本古来の風習です。男の子の幸せを祈り、鯉の絵を描いたのぼりを飾ります。一昔前までは、庭で大きな鯉のぼりを掲げている様子を見かけましたが、近年ではベランダに設置することが多くなってきています。色合いも女の子がいる家庭を意識しているためか、オレンジやグリーンなどの子鯉などが見かけられます。現在では、真鯉、緋鯉、子鯉で構成されることが多いです。
ベランダに飾る鯉のぼりを選ぶ際のポイント
鯉のぼりの大きさを良く確かめる
ベランダ用の鯉のぼりは1メートルから2メートルのものが主流です。ただし、ご家庭のベランダの大きさ事情もあるのでしっかり確認して購入するようにしましょう。大きさが分かりやすい店頭のディスプレイを参照したり、楽天など通販で購入する場合にはしっかりサイズをメジャー等で計測して購入します。大きすぎる鯉のぼりも設置が大変ですが、小さすぎる場合は迫力に欠ける場合もあります。
鯉のぼりの素材も要チェック
ベランダとはいえ、屋外に数日間泳がせておく鯉のぼり。お値段が安いナイロン製の鯉のぼりは、使用環境によっては1年程度ですぐにダメになってしまう可能性もあります。ポリエステル製の鯉のぼりは、比較的長く使えますがお値段は高めです。お財布事情と相談し、子供が何歳まで鯉のぼりを出すか決めてから購入すると良いでしょう。
鯉のぼりセットの金具にも注意
鯉のぼりをセットで購入した際に、取り付けの金具が付いてることが多いです。しかし意外に、セットしにくいという声も多いです。自分で設置できそうな金具かしっかり見極めて購入するようにしましょう。
鯉のぼりをベランダに設置する際のコツ
購入する前にベランダ用鯉のぼりセットの設置方法を良く検討する
ベランダの真ん中に設置する
洗濯物などを干す際に、大変ですができればベランダの真ん中部分に設置しておくと見栄えが良いです。
鯉の間は間隔を開け過ぎない
ご家庭のベランダ事情もあると思いますが、鯉のぼり同士の間隔は広げすぎない方が風を良く受け優雅に泳いでくれます。
ベランダ用鯉のぼりセットのお手入れは?
長く同じ鯉のぼりを使いたいなら、お手入れも大切です。カーテンなどと同様に手洗いすることも可能な鯉のぼりが多いので、収納する前に手洗いした方が良いです。詳細な模様などが描かれていて、手洗いが心配という鯉のぼりについては、クリーニング等に出すと安心です。
鯉のぼりセットを安く購入するには?
少しでも安く鯉のぼりセットを手に入れたいという人は、シーズン終わりに大手おもちゃ屋さんやショッピングモールで値引かれているのでその時期まで待って購入すると良いでしょう。ただし、鯉のぼりを設置できる時期が限られてきます。もしプレママで、男の子が確定している場合には来年に備えて事前に購入しておくと○。シーズン中に安く買いたいという人は、楽天などのポイントセールを行っている時期を狙うと良いでしょう。
ベランダ用鯉のぼりセットまとめ
ベランダ用鯉のぼりセットについてお手入れや設置方法をご紹介してきました。最近では、室内で手軽にセットできる鯉のぼりも人気があるので、ベランダ用鯉のぼりセットがどうしても上手く設置が出来ないというご家庭はそちらを購入した方が良いかもしれませんね。
コメント