2018年前期のNHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」が2018年4月2日からいよいよスタート。NHKの朝ドラといえば、ロケ地が朝ドラファンの聖地になる場合が多いですが、「半分、青い。」のロケ地は、岐阜県!岐阜県が舞台の朝ドラといえば、飛騨市周辺が登場した2002年放送の「さくら」ぐらいですよね。あまり朝ドラには登場しない岐阜県が、今回舞台に選ばれたのはどうしてなのか。また、あえて朝ドラヒットの法則にも乗らないという理由も探ってみました。
2018年からの放送が期待される新朝ドラ「半分、青い。」とは?
鈴愛(すずめ・永野芽郁)、律(佐藤健)、龍之介(通称ブッチャー・矢本悠馬)、菜生(奈緒)は同じ高校に通う仲良し4人組。岐阜のロケでもキャスト4人の息はぴったり合っていました!#半分青い #永野芽郁 #佐藤健 #矢本悠馬 #奈緒 pic.twitter.com/DgUD8aK4O0
— 「半分、青い。」【永野芽郁がヒロイン!4月2日(月)スタート】 (@asadora_nhk) 2018年3月16日
NHK朝ドラ98番目の作品である「半分、青い。」は、脚本家に北川悦吏子さんを迎えたオリジナルストーリー!大阪万博後に生まれた永野芽郁さん扮する主人公の楡野 鈴愛(にれの すずめ)が、困難を乗り越えながら偉業を成し遂げるというストーリー!佐藤健さんや松下泰子さんなど知名度と実力を兼ね備えた俳優陣が脇を固めます。
朝ドラ「半分、青い。」のロケ地は岐阜県恵那市岩村!
「半分、青い。」のロケ地は、岐阜県にある恵那市岩村町がメイン。主人公たちが過ごすふくろう商店街のロケなどが行われ、2017年の10月から11月にかけて撮影されたそうです。岐阜県周辺で愛されている郷土料理「五平餅」も重要なアイテムになるなど岐阜県が物語に大きく関わってきます。「半分、青い。」をみて、岐阜県に旅行に行きたいと思う人もいることでしょう。
「半分、青い。」のロケ地が岐阜県なのはなぜ?
朝ドラのロケ地や舞台は、東京や大阪などが多いイメージですよね。今回どうして岐阜県が選ばれたのでしょうか。理由を調べてみました!
岐阜県は脚本家の北川悦吏子の出身地だから!
今回の脚本は、ロングバケーションなど数多くの名作を生み出している北川悦吏子さん。北川悦吏子さんは、この朝ドラを集大成と語っているほど思い入れの強い作品です。今までは岐阜県を舞台にした作品などはあえて避けてきたそうですが、満を期して舞台に登場させたのでしょう。
ヒロインのモデルが北川悦吏子だから!
オリジナルストーリである「半分、青い。」には、原作はありません。しかし、主人公と脚本家の北川悦吏子さんには共通点も多く、自分をモデルにドラマの脚本を書いたのではないかと言われています。自分がヒロインだからこそ、故郷の岐阜をテーマにしたということでしょうか。
岐阜県が観光客を誘致したいと考えていたから?
朝ドラの舞台になれば、観光業が潤うことが知られています。以前岐阜県が舞台だった「さくら」でもロケ地となった場所への観光客が、2倍になったそうです。岐阜県は、スキーができる大自然や岐阜城など歴史ある観光スポットがたくさんあります。しかし、株式会社ブランド総合研究所が2017年に発表した都道府県の魅力度ランキングでは、37位とイマイチの結果に。朝ドラをきっかけに観光を伸ばしたいという思いがあったのではないでしょうか。この地元の想いが、脚本家である北川悦吏子さんに伝わっていたのかもしれません。
「半分、青い。」が革命的な朝ドラと呼ばれている理由は?
岐阜県が舞台ということだけでなく、今までの朝ドラのヒットの法則は全部採用しなかったという北川悦吏子さん。「半分、青い。」のどういう点が革新的なのでしょうか。
ヒロインは胎児のときから出演!
通常子役からスタートすることが多い朝ドラですが、「半分、青い。」は胎児のヒロインが登場!永野芽郁さんは、ヒロイン役の胎児に赤ちゃんぽく声をアフレコすることは大変だったと語っています。
相手役とは結ばれない?
鈴愛の幼なじみとして、佐藤健さん扮する萩尾 律が登場します。今までの朝ドラであれば、同じ病院で生まれた幼馴染とは結ばれるのが王道!しかし、2人は別の人と結婚してしまう展開が待っているのだとか。一番好きな人とは結婚しない方が幸せという話もありますが、意外ですよね。
タイトルも革命的!
今まで視聴率が良かった朝ドラは、5文字のタイトル(例:あさが来た)や最後が「ん」で終わる(例:あまちゃん、ごちそうさん、花子とアンなど)と言われています。今回の「半分、青い。」は、どちらにも当てはまりません。
革命的な朝ドラ「半分、青い。」の視聴率はいかに!
「半分、青い。」のロケ地や視聴率の法則を気にしない斬新な朝ドラということで興味が出てきた人も多いはず!「半分、青い。」の放送を楽しみにしましょう。
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