第159回直木賞に島本理生さんのファーストラヴが選ばれました。ここでは、アラサーの星ともいえる島本理生さんのおすすめの本を3冊厳選して紹介していきます。
直木賞に選ばれた島木理生さんとは?
島木理生さんは、1983年5月18日生まれの35歳です。10代の頃から小説を書き始め大人向けの恋愛小説で人気があります。松本潤さんと有村架純さんで映画化もされたナラタージュなどが代表的な作品です。
別冊文藝春秋の連載『ファーストラヴ』が完結しました。
ここ数年、心理学を上手く小説に落とし込むことに苦戦していたのですが、今回はかなり理想に近い形になったと思います。
来年の単行本化を楽しみにしてもらえたら嬉しいです!— 島本理生 (@rio_shimamoto) 2017年12月21日
心理描写がとても綺麗なので、毎日小説では普段とは違う恋やドキドキ感を疑似体験したいアラサー女子におすすめです。直木賞を受賞したファーストラヴは、ミステリー作品としても素晴らしく、映像化されるのではないかと思います。ここでは、ファーストラヴやナラタージュ以外でおすすめしたい島本理生さんの作品を紹介します。
島木理生さんオススメ作品①夏の裁断
この話の主人公は、島木理生さんと同じ女性小説家です。主人公はガラスのハートの持ち主のような女性で、過去に何かあった様子です。そんな彼女は、彼女を振り回すことを楽しむ男性編集者で・・・・というストーリーです。夏の鎌倉が舞台になっている作品なので、暑い夏にクーラーの効いた部屋で夜こっそり読みたい作品です。ややヘビーですが、ドロドロした話が大好きという人にぴったり。文春文庫版には、続編も入っていて秋、冬、春と季節が進んでいきます。それぞれの季節で読むこともおすすすめです。
島木理生さんオススメ作品②わたしたちは銀のフォークと薬を手にして
この本は、恋に迷うアラサー女性にぴったりの本です。主人公の30代の女性が問題を抱える年上の男性に恋をするというストーリーなのですが、30代女性を取り巻く友人や家族の話なども登場します。島木理生さんの作品に興味があるけど、あまりハードな内容の物はちょっとという人にも恋や旅行、グルメなど手に取りやすいワードが登場するので◎。私は、主人公の妹に心ひかれました。
お知らせです。
『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』(幻冬舎刊)が発売から一年経って、重版になりました。
新しい帯には、玉城ティナさんの言葉が…!
嬉しいことが重なって、本当に素敵な本になりました。
未読の方はこの機会にぜひ。 pic.twitter.com/EMkeWhGARJ— 島本理生 (@rio_shimamoto) 2018年4月11日
島木理生さんオススメ作品③クローバー
島木理生さんの作品の中でも、軽やかに読める作品としておすすめです。双子の華子と冬冶、それを取り巻く人々などが登場してサクサク読むことができます。大学生時代の人生を猶予された感じが懐かしいなと感じるアラサー女性もかつての青春時代を思い出すことが出来るのではないでしょうか。男性目線で書かれているので、彼氏や夫とも一緒に読んでお互いに感想を言い合うこともおすすめです。
直木賞作家の島木理生さんの本を読んでみよう
島木理生さんの作品は、今後直木賞に輝いたことで映像化が進むはず!まずは原作をチェックして、いち早く流行に乗ってみましょう。
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